日本一周バイクツーリング(香川県、岡山県、兵庫県、大阪府、京都府、滋賀県、福井県、石川県、新潟県、山形県、青森県、秋田県、岩手県、宮城県、福島県、栃木県、群馬県、埼玉県、長野県、岐阜県)その1

平成27年7月29日(水)

やっと、梅雨空が明け、長期間晴れの日が続くこととなった。もう少し早く明けると思っていたのだが。とに角、お盆までには帰らなくてはならないので、12日間のツーリング予定を立てた。
十分、念を入れて準備をしたつもりであったが、一番大切な名刺交換綴りを持参するのを忘れてしまった。しかし、結果としては、そのことが、気持ちを初心に帰らせることとなった。名刺交換をして頂くありがたさが、身に染みて感じられた訳である。なにを、好き好んで、県庁や市町村を訪問するのかと思われるかも知れないが、訪問先の方々は、私への対応のみだが、私は今まで訪問したストックがあるので、対応に県民性があり様々で、それが大変面白い。また、今回は大震災に見舞われた地域であるが、それにもめげないで、元気に活動をされていることに視点を置かせて頂くこととした。
朝、5時30分、妻の用意をしてくれた、コーヒーと朝食を食べ、見送りを受け出発。高速松山道に入る。今日のルートが、最も長距離だ。与島SAで休憩。瀬戸大橋も風もなく快適にCBR250Rは走る。岡山を過ぎ赤穂市となった。I君に東日本ツーリングをこれから開始することを走行しながら報告をする。渋滞地域の大阪府も無事過ぎ、名神高速から北陸自動車道へと走って行く。ところが突然、雨となった。メッシュのジャケットなので、カッパも着ず走行を続ける。バイクに乗っての雨の高速道は、とても神経を使う。手首の力を抜き、肩の力を抜き、スピードを落とし、慎重に運転を続ける。その内雨も止んだ。疲れてくるとSAで休憩を取る。越前の海が見えた。もう少しで、今日の宿泊地、福井市だ。ホテル到着。シャワーを浴び、早めの夕食を取り、明日の初めての地、新潟県に思いを馳せながら、眠りに入る。バイクツーリングでは一瞬の判断ミスが、事故につながる。疲労をためないことが、最も大切だ。(つづく)

 

平成27年7月30日(木)
朝6時30分、早めにホテルを出発。長期天気予報では、ずっと晴れとなっていたが、どうも午後から崩れるらしい。それでこのような早朝の出発となった。北陸自動車道に入る。尼御前SAで休憩。昨年のツーリングでも休憩をしたところだ。金沢までの道は昨年走っている。見覚えのあるSAを過ぎる。金沢西JCになった。雨が降り出した。予想では、午後からであったのに。雨脚が段々と強くなった。カッパは着ずにそのまま走行する。パニックにならないよう心を落ち着ける。立山あたりになると霧も出て来た。がまん、がまんいつかは止むだろう。そしてついに雨が止んだ。有磯海SAで休憩。なかなか素晴らしいところだ。一転して猛暑となった。疲れが出て来たので、木陰のベンチに座り、仮眠する。今日は、新潟県庁を訪問する予定であったが、時間も大幅にロスしたので、取り止めることとした。バイクに給油。店員に尋ねる。「高速道路だけを走っていても、地域の実態が分からない、一般国道を走行し、新潟市に行きたいのだが、ここで降りても良いですか。」。すると「入善SAで降りた方が、風景を楽しむことが出来る。」と教えてくれた。天候が不順なので、突然の雨に遭遇した時、避難場所が探しやすい、一般国道の方が良いとの計算も働いた。入善SAで休憩。そして、国道8号線に乗る。ヒスイ海岸になった。やや曇り空だが、日本海の海のブルーが素晴らしい。疲れが吹っ飛ぶ。そして、とうとう新潟県、天険 親不知になった。しばし、休憩、初めての地、感慨に耽る。バイクCBR250Rに感謝の言葉をかける。この、バイクに命を預けているのだ。出発。曲がりくねった国道8号線を走る。しばらく走行すると、道の駅 うみてらす名立になった。広大な道の駅だ。雨の中を走行した疲れが残っている。美しい海の風景を眺めながら、ベンチで休憩。新潟県を走行しているのだと幸せな気持ちに耽っていると、いつか仮眠をしていた。しばらく国道8号線を走行、夕方から天候が不順との予報があったので、北陸自動車道に乗る。午後6時ホテル到着。市内を散歩したあと、夕食を食べ、シャワーを浴び、処女地山形県に思いを馳せ睡眠に入る。(つづく)


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平成27年7月31日(金)
午前7時30分ホテルを出発する。山形市まで約160キロメートル、天気予報では、午後から急な雨もあるとのこと。早く、山形市に着きたい気もするが、地域の実情への好奇心に負け、一般国道を通ることとする。まずは、国道7号線に入る。通勤であろうか、交通量が多い。慎重に運転。新潟の水田はとてつもなく広い。この景観をカメラ撮影をしたかったが、道路脇の駐車スペースが見つからない。撮影が出来なかった。急ぐ車がが多いため、後続車両がピタッとくっつく。ナビを見損ねて間違った地点から、左折をしてしまう。大幅に時間ロスをしてしまう。見知らぬ土地でのバイクツーリングでは、付きものだ。国道290号線を走る。午前中だというのに、既に焼けつくような暑さだ。こまめに水分を補給しながら走行する。突然、ナビが変な方向を指示するようになった。周りの地域の地名が、分からないので、自身ではどの方向に進んでいるのかかいもく見当がつかなくなった。左手に、郵便局が見えてきた。菅谷郵便局(まだ、新潟県か)。入ってお聞きすることにした。対応が非常に親切で、進路の方向に間違いないと、お教え頂いた。それで、記念に一緒の写真撮影をお願いしたが、郵便局長さんが、不在のため、了解を得ることが出来ず、実現はかなわなかった。職員の方に看板の前での私の写真をお願いした。その時、菅谷不動尊を参拝をするよう勧められた。行ってみると、それは立派なものであった。ツーリングの安全を祈願する。国道290号線を進んで行くと、国道113号線に行きついた。右折をし、一路山形市に向かう。走行していると、右手方向に道の駅が見えて来た。道の駅 関川だ。村役場も近くにある。市町村合併が進んだ今、村として残っているのは、珍しい。是非、訪問しなくてはと決断をした。まず、物産販売店を見る。様々な産品が置かれていた。食事をする。せきかわ観光情報センターを発見。入る。猫ちぐらの製作実演をしていた。「猫ちぐらとはどういう意味ですか。」とお聞きすると、猫のお家と教えて頂いた。大変な人気で、3年間予約で一杯とのことであった。写真撮影のお願いをする。了解を頂いた。見学をされている御夫婦がおられたので、話しかけると、子供さんが松山市におられるとの事だった。写真撮影の了解を頂く。そこを後にして、関川村役場をお訪ねする。農林観光課 田村清洋さんに応対を頂く。名刺交換。興味があったので、市町村合併で単独の村として残れたのはとお聞きすると、即返答を頂いたがここでは書かない。そして、一緒の写真撮影をお願いをする。気持ちよく引き受けて頂く。玄関前で、登りを持ち撮影。良い写真が出来ました。有難うございました。
国道113号線を休憩しながら進む。山形市に入る。県庁到着。まず、県庁の建物を撮影。正直、灼熱の暑さなので、バイクウエアを着て歩くのは苦しい。でも、後一枚の頑張りが帰宅をしてから意味を持つ。食堂に行く。「全国の県庁食堂を食べ歩いている。何がおすすめですか。」とお聞きすると、部屋の中から女性の方が現れた。(株)県庁食堂 菊地静江代表取締役さんであった。「ラーメンがおすすめです。」と答えられた。「暑いので、その他には。」と、再度お聞きすると、「それでは、冷麺を。」と答えられた。
ご丁寧に、食堂のテーブルまで案内頂き、その上、私のバイクツーリングにも大変興味を持たれ、対応を頂いた。菊地さんのモットーは、現場を歩き、より良い生産者と直結をし、それを素材に料理をしてるとのこと。掛け値なしに冷麺は美味かった。菊地さんの写真の向かって左手にある、小さなパッケージ。それに心血を注いで現在取り組んでいるとのことであった。それは、山形産のさくらんぼを活用した調味料である。完成が待たれるところです。話が弾み、ご多忙の中、16Fサロンにも案内を頂いた。そこからの、展望もすばらしかったが、御馳走頂いた 自家製赤紫蘇ソーダは 爽やかで格別の美味しさであった。菊地さんは、まさしく、最高の生産者と直結をしたオンリーワンの料理を目指されていることが、良く理解出来た。エレベーターまでお見送りを頂き、たずねられた。「これから、どちらの方へ。」。「明日は、青森県の八戸市です。」。すると「しがらみの無い世界がうらやましい。」と心から言われた。まさに、これこそ私に対する最高の褒め言葉。私の価値観そのものである。有難うございました。エネルギーが湧いて来ました。ますますのご発展を心からお祈りを致します。
その後、観光交流を訪問。高橋利也さんに応対を頂き、名刺交換をした。さくらんぼの帽子をかぶり、撮影。ホテルに向かった。(つづく)

レストラン16からの展望2 山形市内

平成27年8月1日(土)

今日は、青森県八戸市までの行程だ。相変わらず気候は高温で、天気は安定しない。天気予報では、東北地方は午後から、急激な雨になるとの予想だ。出来るだけ早く到着したいと思い、高速道路を活用することとした。行程の三分の一ぐらいは、一般道を走行した方が、時間はかかるが面白いのだが。山形自動車道に乗る。ETCではない、一般の方から乗り入れてしまう。チッケットを取ったので、結果的には、八戸市で清算をしてくれる。宮城県柴田郡村田町で東北自動車道に、乗り継ぐ。宮城県に入った。菅生PAで休憩を取る。余りにも暑いので、どうしてもカメラを撮影するのが億劫になりがちだ。しばらく走行し長者原SA(宮城県)休憩。水分補給をし、ベンチで休憩。岩手県に入る。平泉、花巻など自治大学校の同窓生、伊藤さんが28年前に、車を運転し案内して頂いた。懐かしい地名が現れて来た。盛岡市となった。和嶋東北支部長さんと伊藤さんには明日連絡をしよう。滝沢PAで休憩。水分補給をする。しばらく走行すると、岩手山が見えて来た。SAがあった。岩手山SAは、駐車場は広大だが、休日のせいか、満杯であった。岩手山の写真撮影をする。とうとう八戸自動車道となった。天候も崩れずほっとする。八戸自動車道PAで休憩し、八戸で降りる。ホテルに午後2時到着。チエックインまで時間がある。JR八戸駅を散策。八戸三社大祭のポスターを発見。幸運にも本日もある。行くことを決意する。散策を続けていると、せんべい汁のお店を発見。食する。サバだしだが、これは掛け値なしに美味かった。それでせんべいアイスも注文する。これも実に美味しかった。時間になり、ホテルでチェックインした後、青い森鉄道に乗り、本八戸駅まで行く。電車は三社大祭に行く人々で満員だ。駅を降り、道路をずっと登って行くと華やかな山車があった。東北らしい色とりどりの山車であった。参加する若い人々がいた。ポーズを取って頂く。楽しそうな面々である。こういう写真を撮影するのは楽しい。祭りに酔いしれた後ホテルに帰る。北海道に滞在の有本代表にメールで報告。

八戸市、四之宮さん、そりゃーすごい。暑い中を、頑張られたんですね・。私は、函館にいます。今日は、港祭りで…花火大会があります・・。
お互いに、水分補給しながら。旅を続けましょう・。と返信があった。お互いの健闘を称えあった。

明日の天気予報を見ると、宿泊予定であった秋田県は雨。それで急遽青森市のホテルを探した。あった。宿泊地変更。これにより思いがけない冒険をすることとなった。(つづく)
滝沢PA 東北自動車道 岩手県

滝沢PA 東北自動車道 岩手県

滝沢PA2 東北自動車道 岩手県

岩手山SA2 東北自動車道 岩手県 岩手山SA 東北自動車道 岩手県

八戸市内

おんであんせ八戸 JR八戸駅 JR八戸駅 JR八戸r気前八戸観光情報センター震災復興祈願の像八戸せんべい汁八戸せんべい汁2八戸三社大祭 八戸三社大祭2

 

 

平成27年8月2日(日)

午後から青森県地方は、雨の予想だ。相変わらず暑い上、天候が不順だ。午前7時30分ホテルを出発。国道45号線を走る。雨が降ってきた。カッパを着けずそのまま走行。激しくなってきたので、道の駅 ろくのへ で休憩をする。雨が少し小降りになった。出発。また。雨が激しく降る。目を凝らして、運転を続ける。国道4号線に行きあたった。ところが、ナビは国道102号線を案内する。国道4号線を走りたかったが、後続にトラックがいたため右折できず、そのまま進行をする。頭に事前に描いていたコースと異なるため聞きなれない地名で、全然現在地が把握出来ない。どんどん山の中に入って行く。しかも、雨がますます激しくなる。ナビが水滴で見ずらい。不安感が高まる。パニックにならない様、心を落ち着かせる。これは、バイクツーリングをする時は、肝に銘じている。対こう車もまばらだ。高度も上がって来た。寒くなる。霧も出て来た。慎重に慎重に進む。道路脇に沢山の柿色の花が咲いていた。後に、伊藤さんに聞いたところ、日光コスゲと言うことだ。写真撮影をしたかったが、如何せん雨が凄い。寒さに震えながら運転を続ける。やっと、下り坂になり、雨も小降りになった。国道394号線に入る。しばらく走って県道40号線へと進む。田代湿原となった。見事な光景だ。バイクを停め、写真撮影。ひょっとしたら八甲田山かも知れないと思い山々も撮影。高原茶屋があった。兎に角寒いので、温かいコーヒーで体を温める。団子も食べる。お店の方に聞くとやはり八甲田山とのことだ。記念に写真をお願いする。天がこちらの方向を指し示して頂いたとしか考えられない。感謝する。現在地が把握出来、ほっとする。と、こう書いているが、雨の中、ナビの画面も良く見えず、五里霧中で走行し、結果として、このようになったと言うのが正しい表現である。一路県道40号線を青森市に向かう。降りると雨も止み、一転猛暑となった。コンビニで休憩。バイクウエアがあっと言う間に乾く。国道103号線に変わり、進むと青森市内になった。ホテル到着。そして、青森ねぶた祭りがあることを知る。これもまた、思いがけないプレゼントだった。青森旅客ターミナルに行く。すごい人出だ。何かなと思い、ベンチに腰かけている男性に聞く。ねぶた祭りにこられた方々ではないかとの答え。徳島県の方であった。阿波踊りのことをお聞きすると、自分も踊っているとのこと。踊りを見せて頂いた。腰を落として踊る姿は本当に凄かった。写真撮影をしなかったのが心残りだ。お礼を述べ、お別れする。青森県庁に向かう。今日は日曜日、開いているか心配だったが、ねぶた祭りのため一般に開放をされていた。入って行くと、お二人の案内係が居られた。自己紹介をし、記念の写真撮影をお願いする。気持ち良く了解を頂いた。お名前をお聞きしたが、忘れるといけないと言うと、連れの女性が機転を利かされ、「小坂さんです。小坂一也と覚えていれば良い。」と答えられた。小坂さんは、私より一つ下の67歳、まさしくウエスタンカーニバルの年代だ。ワゴーンマスター 急げよ幌馬車ー。二人で合唱。この歌は、私の愛媛県庁の新採時の赴任地、西条県事務所伊予三島出張所時代先輩に教わった思い出の歌だ。しがらみの無いバイクツーリング日本一周をしているとお話すると、いたく共感して頂き「頑張って下さい。」強く握手をして頂いた。胸がじんとなった。申しわけないことにこの大切なショットが写っていなかった。良い写真になったと思うと返す返すも残念である。県庁を後にし、散策をする、ホタテ焼きをしている方々がいたので写真撮影。一度ホテルに帰る。和嶋東北支部長にアポイントの電話をする。幸いにも和嶋さん、友人の伊藤さんも時間が空いていた。明日、午後3時岩手県庁前で会うことを約束する。
午後7時、ねぶた祭りを観覧に行く。それはそれは、豪華絢爛な祭りであった。青森県庁の職員の方々が心から楽しくパフォーマンスをされているのが強く印象に残った。祭りに酔いしれ、カメラのシャッターを切り続けた。

(つづく)

 


 

 

青森ねぶた祭り5

平成27年8月3日(月)
今日も天気予報は、午後から一部で雨の予想。ホテルを早朝に出発。東北自動車道を走る。空がどんよりとしている。しばらくすると、広いリンゴ畑が見えて来た。写真撮影をしたいなと思っていると、SAが見えてきた。バイクを停める。津軽SAだ。秋田県と分かる。岩木山は曇って見えない。リンゴ畑を撮影する。店に入ると、八戸のホテルの受付が言っていたが、確かにインスタントのせんべい汁を販売していた。雨に会わないよう先を急ぐ。暑くなってきた。花輪SAで休憩。携帯がなった。和嶋東北支部長さんからだ。「どこですか。」と安ずる電話だ。思わず「花巻です。」と答えて終う。後で良く掲示板を見ると、花輪だ。地理感の無い悲しさだ。和嶋さんに訂正の電話をする。テーブルに腰かけ、休んでいると「ここいいですか。」と話しかけられた。お聞きすると北海道から群馬県に帰宅途中とのことである。会社の会長をしているが、ゴルフが好きで、車で日本中を回っていると話された。バイクでツーリングをしていると話すと「見知らぬ土地は、地名が分からず、ナビだけでは、どこを走っているか、見当が付かないことがあるでしょう。」と答えられた。こういう会話は実に楽しい。
有本代表からメールが入った 四之宮さん、続けておられますか?。さすがに、この暑さでは・・。とにかく、無理はしないようにして下さいね~・。私は、昨夜、青森に渡りました。妻も、岩手県に来ていましたので、本日、合流しました。ねぶた祭り・竿灯祭りを見ながら…横浜の孫宅を目指す予定です。
奥様との良い旅をお楽しみください。 と返信をした。お陰様で元気を取り戻した。出発。

八戸自動車道の分岐地点まで来た。目的地盛岡まではもう少しだ。盛岡IC到着。国道40号線を走り、盛岡バイパスに乗り、ついに岩手県庁到着。午前11時。県民談話室で休憩。庁内を回っていると、珍しい靴の修理店があった。今まで訪ねたどこの県庁にもなかった。タカトウ靴修理販売であった。お聞きすると最初の方が開店されてから40年余りになるそうである。快く写真撮影に応じて頂く。親切にも、盛岡さんさ踊りのパンフレットも頂いた。県庁食堂で冷麺を注文。美味い。そういえば28年前、盛岡市に来たとき、2月であるのに伊藤さんに冷麺をごちそう頂いたことを思い出した。食べ終え食堂を出ると、驚いたことに食事をしようとする方々の本当に長い長蛇の列が出来ていた。午後1時県庁観光課を訪問。なんと入り口に、職員の名前と配置図を常備していた。素晴らしいことだ。訪問客は本当に助かるだろう。入室し意図を説明すると、即理解頂き、名刺交換、写真撮影となった。遠藤純子さん、横沢眞樹子さん。行動力が凄い。公務員では、なかなかこうは行かない。わんこそばの椀を持ち撮影。28年前、伊藤さんにわんこそばをご馳走になり、100杯食べたことを思い出した。遠藤さん横沢さんありがとうございました。
午後3時、県民談話室で、和嶋さんと伊藤さんに会う。久しぶりの懇談。岩手県庁の前で固い握手。守衛さんに撮影をお願いする。良い写真が完成。喫茶店に案内頂く。夕食をとの誘いを頂いたが、バイクツーリング中安全の為酒も飲まない、ご馳走も食べないとお話し、私の我儘を通して頂いた。和嶋さんは、現在岩手県木炭協会の常務理事として重責を担われているとのこと。伊藤さんは現在は職を引かれ、悠々自適の生活。奥様と旅行に良く行かれるとのことだ。自治大学校の事など話は弾んだ。話は尽きなかったが、盛岡さんさ踊りのため交通規制が始まるのでお別れすることとした。バイクのところで見送り頂く。盛岡さんさ踊りに行く女性職員の写真を撮影。岩手県庁本当にいいところでした。
ホテルに着く。少し休み、着替え、さんさ踊りを見に行く。八戸、青森、盛岡と3日連続の祭りだ。全く予想していなかった。天からの贈り物だ。盛岡さんさ踊り、華やかだった。多くの団体が出演していたが、全てトップが先頭に立って踊られていた。盛り上がるのも当然のことだ。(つづく)

 

津軽SA 東北自動車道 秋田県

 

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