元気を頂くツーリング17

今治西高3人会
意志の大切さ
妻とのきずな
家庭について語る
3人会 結成していて良かったね

 平成30年5月26日(土)
JR松山駅に向かうため、伊予鉄市内電車勝山停留所で電車を待つ。土曜日のためか観光客が電車から沢山降りてきた。JR松山駅行きに乗る。乗客で満員だ。車窓から見る堀の内の緑が美しい。JR松山駅に着いた。
構内に四国新幹線を実現しようの登り旗があった。実現すれば、四国は本州並に飛躍的に便利となるだろう。今回は、JR今治行きのS切符が自動販売機で、スムーズに購入出来た。16時58分定時に、特急列車は出発。席に座ると前面に坂本龍馬記念館のPR版があった。先日、高知県に行ったが、その時、記念館のすぐ側を歩いたことを思い出した。
JR今治駅到着。今日の待ち合わせの場所、今治市役所前に向かう。道路の並木が美しい。10分ばかり歩くと、待合せ場所だ。羽藤君と冨田君がもう既に待ってくれているのが見えた。久しぶりの挨拶を交わす。2人とも元気だ。
「今日は、17時30分から割烹洋でする。」と羽藤君から話があった。割烹洋は前回に引き続き、2度めとなるが、料理も酒も素晴らしい。「楽しみだね。」と私は答えた。歩き始めると途中に今治大丸跡地で工事が行なわれていた。「開発が始まっている。」と冨田君が話した。冨田君はずっと以前に今治大丸のすぐ横にあった今治デパート内の店舗で勤務したことがある。
割烹洋(愛媛県今治市末広町1丁目2の2)に着いた。門前で写真撮影。店内に入ると「いらっしゃいませ。」と明るく大きな声で女将に迎えられた。部屋に案内される途中で、板場にいる大将に挨拶をした。部屋に入ると、テーブル席となっていた。高齢化社会となった今、このスタイルが当たり前となっている。まずは、生ビールで乾杯。

冒頭、羽藤君から「5月31日で、愛媛県繊維染色工業組合を退職する。今後は、妻との生活を優先したい。」との話があった。「お疲れさまでした。でも、直ちゃん、退いても地元では町内会長など頼まれるのではないん。直ちゃんほどの人材を放とかない思うが。」と聞いた。「実は、既に会で決定をされていて依頼に来られたが、有りがたいが妻との生活を大切にさせて欲しいと強くお断りさせて頂いた。」と、直ちゃんは答えた。
冨田君も私も心から賛同をした。70歳を超えたこれからは、夫婦の絆が最も大切だ。3人の思いが、一致をした。これを、きっかけにお互いの家庭に関する話が始まった。
私は、宇和島市三間に在住の従兄弟から、「忠正、お前、家庭を放たらかして、バイクツーリングをしている。気楽で良いな。と言われているぞ。」と忠告をされたことがある。それに対して「妻は、30歳後半から、松山女声合唱団団長や愛媛県合唱連盟の事務局長などを経験し、日本全国のお母さんコーラス大会やドイツのウイン楽友協会で歌ったりして来た。それは、妻が家庭外との世界と関わりを持つことで、退職後に互いが意識の齟齬を来さなくなると思い、私は、妻の活動を積極的に支援をした。今、妻は、足の治療をしながら介護施設入所の父親の世話をしている。」と答え、決して夫婦間の断絶はなく相互の行動を理解し合っていることを話し、夫婦の絆の大切さを共有していると伝えた。
冨田君も、良く奥様とドライブを楽しみ、3人会の時は、いつもJR今治駅まで送迎され、仲むつまじく暮らし、夫婦の絆を深められている。
互いの家庭、課題は当然あるが、大切なのは意志、やろうとの意欲が高齢者になるほど重要だと認識が一致した。意志がないと何事も始まらないからだ。
冨田君が、熊本県の店舗に監査に行ったと話し、震災の現状を語った。そして、土産だと米焼酎 白岳を差し出した。有りがたく頂戴した。味わうのが楽しみだ。
続いて、加計学園獣医学部が話題となった。菅市長さん始め今治市役所の方々が、様々な不当とも思われる圧力があるにも関わらず頑張っている、この姿こそが、目先の損得に捕らわれない、今治商人、今治市の真髄だとの結論になった。料理は、手の込んだ美味しい作品が、次々と出されて来た。酒も西条市 蔵元屋本店 高知県の酒 船中八策 新潟県の酒 越乃寒梅を注文。酒と肴が絶妙のハーモニーをなしている。我々は、じっくりと味わい楽しんだ。
冨田君が、「直ちゃんも四之宮も酒が弱くなったな。」と言った。
確かに、3人会を始めた頃は、生ビールは大、酒はコップ酒だった。勢いで飲むのも良いが、アルコールは、ゆっくりと味わうのが楽しい。それを知り、結果的に糧が減少をした。
冨田君が、三山ひろしの歌をマスターしたと語った。正直のところ、直ちゃんも私もそれ程カラオケが好きでは無い。レパートリーが豊かな冨田君に付き合っている内に、段々とマスターした曲が増えて、楽しくなった。冨田君に感謝をしている。
しかし冨田君と言えば、アルコールはだめだったが、我々が酒をじっくりと味わうスタイルに変更してからは、嗜めるようになった。不思議なものである。
今日の懇親会は、互いのことを包み隠さず話すことで、より絆が深まった記念すべき今治西高3人会となった。満足感に溢れお開きとした。
また、割烹洋から、土産に草だんごを頂きました。ありがとうございました。
2次会のスナック咲来楽に向かう。満月が美しかった。
咲来楽のドアを開けると、ママさんが、満面の笑みを浮かべ、迎えてくれた。
冨田君は、早速三山ひろしショーを、開演した。こんなに良く新曲がマスター出来るなと感心をする。 羽藤君は伸びのある声で歌う。
私は、風邪の後遺症からか、   
家では声が出ていなかった。弱ったなと思いながら北島三郎の函館の女を歌った、出だしが不安で有ったが、かえって肩の力が抜けたのか、今までに無い声に艶があった。調子を維持し最後まで歌い終えた。    冨田君は三山ひろしショーを繰り広げた。羽藤君は、ママさんとデュエットしたり、武田節を歌った。2時間があっと言う間に終わった。私は、最後にママさんの心遣いの宇和島じゃこ天(中村かまぼこ)をゆっくりと味わった。
そして、ママさんの見送りを受けJR今治駅にタクシーで向かった。JR今治駅には、既に冨田君の奥様が、車で迎えに来られていた。
私は、改札を出、プラットホームに向かった。夜更けのプラットホームは物寂しいものであるが、今日の充実した今治西高3人会を祝福するかのように、明るく輝いていた。

乾杯
乾杯

今治西高3人会
俺のフレンチを楽しむ
100歳まで生きよう
久万高原 ふるさと賛歌を歌う
冨田君最高点続出
平成30年9月8日(土)
「今回の今治西高3人会、俺のフレンチで行いたいが、良いか。」と私は冨田君に電話をかけた。それは、俺のフレンチが冨田君の会社、ありがとうサービスが経営しているから、なにか支障があると困るからだ。「良いよ。」冨田君は快諾をした。
私は、直ちに予約をした。ずっと前から行きたいと思っていたが、なかなか予約が取れなく実現が出来ずにいた。それが実現をすることとなった。
当日は、残念ながら雨だった。待ち合わせ場所の大街道の入り口で待っていると、2人は伊予鉄電車から降りて来た。私の都合で3人会は延び延びになっていたので5ヶ月ぶりである。久しぶりの挨拶を交わし、懇談場所の松山市二番町3-7-12の俺のフレンチに向かう。
大街道は土曜日の休日のため、混でいた。俺のフレンチ到着。テーブルに案内をされた。冨田君は、事前に注文をするメニューを考えていた。
「今日は、肉料理主体で行きたい。」と冨田君は言った。来た店員さんに冨田君は注文を告げた。ワインは赤のシャトーブースカッセを注文をした。
まずは、生ビールで祝杯。ついでに、ムール貝も追加をした。出されたマルゲリータを口に入れた。食べやすいなと言うのが印象である。これならいくらでも食べれるなと思った。話題は、10月16日(火)18時から今治国際ホテルで開催される今治西・華の16期同窓会から始まった。その日は、冨田君は出張の予定であったが取りやめ出席をする運びとなった。同窓生の皆さんに会えるのが楽しみである。職から退いた羽藤君は、今松山大学の集まりのお世話をしているとのことであった。私は、様々なことがあり、バイクツーリングに行けないと話した。ムール貝、山形豚のグリルが出された。食べやすく、ワインと良く合った。高校野球の話題となった。今治西高も良く頑張ったなとの話になった。活躍した済美高校の矢野選手は、今治の出身だと羽藤君が話した。そう言えば、羽藤君は中学校時代は、投手で4番、キャップテンとして活躍をした。そのこともあり、高校野球に興奮をしたそうである。
ライブが始まり、一団と場は華やかになった。アフガン牛のグリルが出された。お腹がいっぱいになり、食べられないはずだが、口のなかにどんどん入って行く。本当に食べやすい。その時、冨田君から提案があった。「94歳まで生きようとの目標を100歳までに延ばそうや。」。「それは良い。」と満場一致。鴨胸肉のローストが出された。これは美味いと胃袋の中へ。良く食べれるものだと、我ながら感心をする。「食べ易いからいくらでもお腹に入るな。」と私は、冨田君に言った。冨田君は嬉しそうに笑顔を浮かべた。第2回目のライブは始まった。いつのまにか、テーブルは満席となっていた。「ラストオーダーです。」と店員さんが、野菜のグレッグを運んで来た。写真を見て頂くと分かるが、我々はこの驚くべき糧の料理を全て完食をした。大満足の内に支払いをお願いした。坪内店長さんが挨拶に来られたのでお礼を述べた。感想としては、食べやすく、メニューも豊富で、値段も良心的だから、家族連れで楽しめる雰囲気だと思った。我々は清々しい気持ちで俺のフレンチを後にした。
二次会のスナックラスト20セントに向かう。歩いて10分ばかりの距離だ。待ち構えていたママさんは、日野見衣子が歌う久万高原ふるさと賛歌のCDを披露した。後ほどカラオケで私が歌うこととなった。久万高原町が偲ばれる良い歌である。突き出しは久万の干しきり大根で素朴で良い味だ。思えばラスト20セント50年足らずの歴史を飾る。この間様々な邂逅があったであろう。
冨田君が、カラオケの差配を始めた。驚くべきことに、冨田君は三山ひろしの歌で、最高位点を連発をした。本当に気分良さそうであった。俺のフレンチに始まり今日は、正に冨田デーであった。前回はJRに乗り遅れたので余裕を持ったお別れとなった。小雨降る中、ママさんの見送りを受け、冨田君と羽藤君はタクシーの中の人となった。

雨の中を降りてきた

乾杯

生ビール

俺のフレンチ 冨田君 羽藤君
乾杯
久万高原町 干し大根
久万高原 ふるさと賛歌
今日は歌うぞ 冨田君
古城を歌う羽藤君
最強のコンビ スナックラスト20セント.
久万高原 ふるさと賛歌
本日の最高点 三山ひろしを歌う冨田君
盛り上がるスナックラスト20セント

一身にして二生を経る     自らの可能性に挑戦